自動車>自動車の外側から見える景色、わかる気持ち・・

自動車はとても便利ですね。
自分だけの空間で、雨、風がしのげて、
エアコンがきけば室内は快適。
好きな音楽を聴きながら目的地へ行くことが出来ます。

しかし自動車の中と外ではその印象はまるで違うのです。
例えば自分が歩行者になって歩いてみると人間が歩くより
はるかに速いスピードで自動車は横切って行きます。
しかもその重量はたいてい1t近くあるのです。
自動車に乗っているとそういう感覚はあまり起りませんが
一旦自動車を降りて自分が歩行者になってみると
それがいかに危険な乗り物かということが身にしみて分かるはずです。

だから当然ですが自動車を運転するドライバーは
常に歩行者の目線に立っていなければいけません。
試しにいつも自動車で行っている駅やスーパーまでの距離を
歩いてみてはいかがでしょうか。

何気なく登っていた坂が思いのほかキツかったり
普段見落としていた死角が見つかったり、
そこに見える風景は自動車に乗っていたときのそれとはまるで違うものに映ると思います。

自動車に乗っているとつい歩行者やミニバイクなどの
交通弱者に対してぞんざいに振る舞ってしまいがちです。
しかし当たり前ですが道路は自動車だけのものではありません。

自動車を運転するからには単に交通ルールを守るだけではなく
マナーやモラルにこそより多くの意識を傾けなければならないのです。